ちょっとおかしな生きかた

MENU

大人のADHDがフリーターだけど管理者リーダー職に抜擢された話。逃げ続ける働き方のススメ

おっす、おら佐山。

 

今回は自分の本業に進展があったのでその報告をしたいと思います。

 

逃げ続ける働き方のススメです!

 

 

前回、

 

sayamakun.hatenablog.com

 

 の記事で、受電業務に就くも、管理者からのプレッシャーなどでまたまた萎縮してしまい、結局別の会社で発信業務の職に落ち着いたと簡単に報告いたしました。

 

そこで何とか結果を出し、就職して3ヶ月で管理者リーダー職に抜擢していただいたのでその経緯や、自分の働き方について簡単に振り返っていきます。

 

 

逃げながらも考え続ける事は放棄しなかった働き方

 

佐山が管理職に抜擢された主な要因は2つと、今勤めている会社から言われたので紹介します。

 

①単純に個人成績が良かった

結果を出すための考え方に説得力や根拠があった

 

①単純に個人成績が良かった

発信業務という営業の要素が強い業務の性質上、これは評価される大きな要因の1つであるとのことです。

 

どうやらやはり、佐山は発信業務に対しては、単純な業務知識やワンパターンな案内、もくもくと架電し続ける過集中、今までの業務で培った経験などを総合するととても向いているようです。

 

これも、失敗を重ねてきたから見えてきた自分の傾向なのかなと思います。

 

このブログで今後、怪しい水などを販売しだしたらいよいよコイツはもうだめだと、暖かい目でその水を3万円くらいで購入して頂けると幸いです。

 

結果を出すための考え方に説得力や根拠があった

 

これは、自分のやってきたことが無駄ではなかったととても嬉しく感じたもう1つの評価されたポイントです。

 

毎回全員その日の所感や、アポイントを獲得するために実践している工夫などを簡単に記入し提出しているのですが、

 

sayamakun.hatenablog.com

 

 の記事と同じ要領で、自分なりに工夫していることを、自分の言葉で記入し続けました。

 

社員さん曰く、常に考えや仮説を自分なりにでも持って業務に取り組める人は、とりあえず自分の言葉で他人に説明が出来るため、指導者として大切な要素になりえるのだそうです。

 

これは佐山もストレスを感じた職場から逃げ続けると決心した日から同時に、考え、悩み続けることからは逃げないという想いを大事にしていたので、常に工夫する前向きな姿勢が培われたのだろうと推測します。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

逃げ続ける働き方のススメ

そこで、皆さんにも考えたり工夫しながらも身体と心を壊さず次の仕事に逃げるコツのようなものを簡単に紹介します。

 

佐山がその職場から逃げるかどうかの一番の判断基準は、人間関係と業務適正のバランスです。

 

人間関係が合わない、上手くいかない(上司が高圧的、同期の輪に溶け込めず、それが業務の質にも影響を及ぼす、など)場合は、たとえ業務内容自体が向いていたとしても早めにその職場に見切りをつけてしまっていいかもしれません。

 

自分に向いている業種が自分の中である程度はっきりしている場合は、その業種内で自分に合っていると感じられる職場に出会うまで逃げ続けましょう。

 

その逆で、人間関係が良好だが、業務内容自体が向いていないと感じる、周りより失敗が多いと感じる職場に関しては、色々工夫してみたり自分の苦手なことを分析・克服するチャンスと捉えましょう。

 

普通仕事が出来ないと、それだけで職場にいずらくなったり、上司からの圧力も強くなっていきがちになる傾向が強いと佐山は感じました。

 

失敗ばかりにも関わらず、人間関係が良好の場合は、一緒に働く周囲の人間に恵まれている可能性が高いです。

 

もしそのような職場で苦手を克服さえ出来れば、天職となる可能性だって充分にあります。

 

自分を客観的に分析・把握し、苦手を克服するためにはどう取り組めば良いかという仮説を立て、その仮説が正しいかを実証してみる。その仮説で上手くいかなかったらどこが間違っていたのかを分析・修正し、再度仮説を立てて取り組む。

 

ひたすらこれの繰り返しです。

 

そして、職場での人間関係が良好である場合の最大のメリットは、その仮説について経験が豊富な上司に相談できるという点です。

 

ADHDの症状で職場に一番の悪影響を及ぼすのは、不注意の症状でも先延ばしの症状でもなく、注意力が散漫する症状だと佐山は個人的に考えています。

 

あぁまた失敗してしまった、怒られる、笑われる、挑戦するのが怖いと、周囲の人間の顔色に注意力が働き萎縮すると、佐山の中ではもうその職場では自分の能力が発揮出来ないと判断し、逃げる準備を始めます。

 

職場での人間関係で最も重要なのは、上司との関係の良し悪しだと佐山は経験上感じております。

 

そして、一緒に働く上司は当然ですが、実際に働いてみるまでこちらでも判断が出来ないのです。

 

以前求人に、「アットホームな職場です!」と記載されていたのでわくわくして行ってみたら、バッドホームだったこともあります。

 

だからこそ、人間関係が良好な職場にめぐり合えたときこそチャンスなのです。

 

自分の能力を存分に発揮し、それでも駄目だったら業種を変える覚悟をもたなければいけないかもですね。

 

まとめると、佐山が職場から逃げる際の判断基準としては、

 

職場の人間関係(特に上司との)>職業適性>雇用条件

 

となっております。

 

雇用条件「やあ」

 

急に出てきた!なんだお前!

 

お給料に関しては、大学時代までは手取り18万以上じゃないとブラックだよねーとか言ってたのですが、現実を知り、最低限の生活が出来ればとりあえずいいやと思うようになりました。

 

佐山はストレスを溜め込みすぎて心を壊す恐ろしさを知ってしまっています。

 

このブログではまだ紹介していないと思いますが、高校卒業してすぐに欝になってしまい、一時は何も頭に入って来ず、意識を失いかけたり顔の筋肉が麻痺したりしました。

 

今はもう治りましたが、2度とあの頃のようにはなりたくないという想いから、ストレスがかからない職場を最優先にしているんだと思います。

 

 

逃げ続ける働き方のリスク

とまぁADHDの症状と向き合いながらも少しずつ状況は前進しております。

 

給与も少しあがり、雇用保険や厚生年金も適用されています。

 

佐山「順調やで!」

 

アピールをブログで続けているのですが、内心は不安だらけです。

 

以下、個人的に不安に感じている2点を紹介します。

 

①正社員を目指すタイミングが分からない

②正社員になってしまうと、もう逃げられないのではないか

 

①正社員を目指すタイミングが分からない

自分に合った職場にめぐり合うため気軽にやってきたので、これからいつ正社員として働く覚悟を決めなければならないのかが分からないのです。

 

30歳になる前に?大切な人が出来たら?それともずっとこのまま?

 

答えはまだ出ません。

 

②正社員になってしまうと、もう逃げられないのではないか

逃げ続ける働き方が染み付いているので、次の職場で正社員として失敗してしまったときに、もう気軽には逃げられないのではないかという不安を抱えております。

 

フリーターであれば、履歴書の職歴もある程度ごまかすことは可能かもしれませんが、正社員として職場を転々としてしまうとそれも全て記載しなければなりません。

 

新卒入社の会社の時は、ストレスで心身ともに限界を迎えたため自分でも仕方ないと割り切って話せますが、今のように自分の判断基準で転々とすることを世間が認めてくれるはずがないと怯えております。

 

と、不安はつきませんが、今はこの働き方が佐山にはベストなんだと割り切ってもう少し突き進んでみようかなと思います。

 

今回は逃げ続ける佐山の働き方について紹介しました。

 

あくまでこれは佐山個人の価値観や性格上からくる働き方です。ADHDの症状と向き合いながら、正社員として立派に働いている方も沢山いることを忘れないで頂けたら幸いです。

 

そのうち管理職を体験してみて感じたことも記事に出来たらと思います!