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大人の発達障害あるある?①子供時代の学校生活ADHD傾向ランキング

おす、おら佐山。

 

今回は大人のADHDで最も子供時代から症状が残りやすい不注意の症状などを中心に、

 

小学校低学年の児童の行動を対象としたとある論文の研究結果を参考にランキング形式で紹介します。

 

 

最初に言っときますが、~個以上当てはまったらADHD!やふー!

 

みたいな明確な基準があるわけではないので参考程度に留めておいてください。

 

 

 

児童のADHD調査概要

 ①参考論文

「教 師 用 の 子 ど も の 行 動 チ ェ ッ ク リ ス ト作 成 に 関 す る 調 査 研 究 ~注意 欠 陥 多 動 性 障 害 と広 汎 性発 達 障 害 に 焦 点 を あ て て~」

 

中 井 富 貴 子 * ・宇 野 宏 幸 *

 

 

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 通常学級担任の「見立て」を支援する目的で子どもの具体的な行動特徴をチェックするリスト作 成を試み 、そのリストの調査項目を「ある」か「ない」かの2択で全283校の小学校低学年の担任教師に回答してもらうというもの。

 

その回答結果をADHD児と健常児とでどのような違いがあるのかないのか、

 

比較しています。

 

②評定対象

回答者は、通常学級1,2年生担任の教師であり、評定対象は、出席番号によって決められた子供1名です。

 

また、クラスにADHDと医療機関によって診断された子供が在籍する場合には、その子供1名についての評定も求めています(過去に担任した経験がある場合は振り返っての回答も可)。

 

今回集まったサンプルはADHD児64名とのことです。

 

③調査項目

通常学級の低学年を担任する教師105名に対して、子供たちの「気になる行動」に関してたずねた自由記述アンケートを実施し、具体的な行動項目収集を行っています。

 

さらに、障害児教育に携わった経験のある教師5名、通常学級低学年担任経験5年以上の教師3名に、これら項目の内容的妥当性について検討を行ってもらい、

 

最終的に、「生活場面」・「学習場面」・「学習態度」・「対人関係・生活習慣」の4つの質問項目群、計120項目を選定しています。

 

④項目分析

項目分析として、ADHD-健常群で「ある」と「ない」と答えた割合に差があるかをファイ係数を求めています。

 

ファイ「ふむ、苦しゅうない」

 

誰だよこいつ、気難しそうだなおい。

 

つまりこのファイ係数が大きいほど、

 

ADHD「あるある!」

健常児「ねーよ!」

 

の差が大きいことを示しています。

 

今回この論文結果で問題点のカテゴリー化がされている、

 

「柔軟性の欠如」・「持続性の欠如」・「注意の問題」について、それぞれファイ係数が高かったトップ5を発表していきます。

 

それではいってみよう。

 

「柔軟性の欠如」ランキング

 

第5位 ○○みつけの単元で何を見つけて良いかわからずうろうろする

○○みつけってなんやねん…

 

 

 

第4位 皆で話し合ったことが黒板に書いてあるにも関わらず、感想を話したりワークシートに書いたりすることが出来ない 

うーん、これは特になかったなー。

 

 

 

第3位 休憩時間などには歌っているのに皆と一緒には歌わない

まあ確かに私も昔から学祭などで斜に構えてましたがね。

 

柔軟性とどう関係あるんでしょう。

 

 

 

第2位 限られた量や決まったパターンの文章しか書けない

 

だ、誰が決まったパターンやねん!

 

パターン「やあ」

 

あ、この擬人法のことか!?くそ…

 

私はむしろ文章や作文だけは得意でした。

 

ただ、文章以外は確かに決められたパターンが無いと混乱してますね。

 

第1位 クラス全体で取り組んでいることに興味を示さず、話し合いに参加しない 

 

私の場合、合唱の曲決めなどの話し合いではまず自分が指名をされるかどうかだけ気にし、話を振られないと確信を持つと途端に筆箱とかをいじって遊んでました笑

 

 

 

「持続性の欠如」ランキング

 

第5位 別なものに注意がいくと、それまでしていたことを放り出してしまう

 

いやー、これはありますね。

 

この記事書くのに半日かかっています。

 

YOUTUBE最高!

 

 

第4位 列に並んで待ったり、ゲームや集団の場で順番を待ったり出来ない

 

衝動性の症状にも似ているのかな?

 

私の場合待つこと自体は苦痛ではありませんが、足をぶらぶらさせたりちょこちょこ動いたりしてしまいます。

 

 

第3位 列に並んでもすくに動き、列を乱してしまう

 

似たようなこと書いてるやんけ恥ずかC。

 

ただ私の場合、先生の目などに意識が異常に働くため乱す前にこらえてました。

 

 

第2位 関係ないときに鍵盤ハーモニカを鳴らしたり、声を出したりする

 

鍵盤ハーモニカ懐かしい…

 

授業中は大丈夫でしたが、友達と遊ぶときは今でも思いついたら行動してしまってます。

 

 

第1位 班活動で自分勝手な行動をとり仲間に迷惑をかける

 

中学校の修学旅行で、班行動中自分の興味がある場所にフラフラ歩き、お店の放送で呼び出されたのは良い思い出です。

 

 

 

「注意の問題」ランキング

 

第5位 授業中、鉛筆などの文房具で遊んだり、手遊びをしたりしている

 

あるあるですよね。

 

私は消しゴムにシャー芯を差込み、鉛筆などでほじくりだす手術ごっことか良くしてました。

 

ええ、文系ですけどなにか。

 

第4位 学習などの課題や活動に必要なものをすぐになくしてしまう

 

リコーダーや教科書、筆箱や提出しなければいけない保護者向けプリント…

 

トラウマです。

 

 

第3位 整理整頓が苦手で、机の上、机の中が常に乱雑である

 

私の机の中は、授業で使った要らないプリントなどがグチャグチャに詰め込まれていたりしてました。

 

今でも整理整頓は大嫌いです。

 

第2位 いくつもの指示を与えると、次に何をするか忘れてしまう

私的には1位でもいいくらいです。

 

これは、大人のADHD発達障害者にとって今でも苦しめられている方も多いのではないでしょうか。

 

仕方ないじゃないか。

 

 

第1位 周りが次の活動に移っていても(体育館へ行くために廊下に並ぶ)気づかない

 

あー、懐かしいですね。

 

一度だけですが、誰にも注意されず気づいたら教室に一人だけになっていたという事がありました。

 

 

ランキングは以上です!

 

今回「衝動性」のカテゴリについては、私自身衝動性の症状が無いこと、大人になるにつれて症状が落ち着く人が多いことなどの理由で割愛しています。

 

また、実はこの論文では同時にPDD児も対象としており、PDD児ー健常者、PDD児ーADHD児間でのファイ係数なども記述されているので気になる人は検索してみてください。

 

現在の私のADHDについての症状についてはこちらの記事などを参考にしていただけたらと思います。

 

www.sayama26.net

 

 

そろそろ、この前行ってきた相席居酒屋の話とか全く障害と関係ない記事も書いて行きたいなー

 

 

 

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