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統合失調症とは。統合失調症の症状に悩まされた佐山の症例

おっす、おら佐山。

 

今回は佐山を絶賛療養中に追い込みやがった統合失調症って何なのかについて、

 

詳しく紹介する記事になっております。

 

 統合失調症とは

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。

 

佐山もこの妄想という症状にはお世話になりました。

 

統合失調症とは、何らかの原因で脳機能が上手く働かなくなる精神疾患です。

 

刺激や情報に過敏に反応しすぎて、脳が機能仕切れらない状態を指します。

 

佐山の場合は、特に音に過敏になりすぎて、とても苦しみました。

 

統合失調症の患者数

厚生労働省による調査では、ある1日に統合失調症あるいはそれに近い診断名で日本の医療機関を受診している患者数が25.3万人で(入院18.7万人、外来6.6万人)、そこから推計した受診中の患者数は79.5万人とされています(2008年患者調査)。

参考元URL:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html

 

統計上、統合失調症を発症する人は、100人に1人とされています。

 

わーい、佐山も選ばれし100人の内の1人だわーい。

 

 

辛いです。

 

統合失調症の症状

統合失調症には、喜怒哀楽など感情の欠如、意欲の低下などが見られる陰性症状と、

 

幻覚や妄想などから見られる陽性症状の2種類が存在します。

 

陰性症状だけでは中々統合失調症と自覚・診断するのが困難です。

 

佐山の統合失調症陽性症状

佐山の場合も、集団ストーカーをされているという被害妄想に取りつかれ、

 

陽性症状があらわれたことで初めて病院に行こうと家族と相談出来ました。

 

脳波まで何かの組織に監視されていて、自分はそれを元に色々な医学的データの

 

採取を無許可で行われているといったような妄想にとらわれ続けていました。

 

それが、すれ違う通行人やメディアを通した全ての人たちの仕草、家族までもが、

 

監視に協力しているのだと思っていました。

 

家族も監視にしているのだから自分のために試練を与えられているという気持ちと、

 

犯罪者集団の規模が大きすぎて、このプライバシーの侵害を受け入れざるをえない恐怖や怒りとが入り交ざる説明が難しい心理状況に陥っていたのです。

 

そういった監視されているという妄想がエスカレートし、他人や家族の咳払いや咀嚼音、鼻水をすする音や食器をおいた時に出る音まで、

 

すべての音がわざと自分に向けられているという錯覚に陥らせていきました。

 

また、脳波による医学的データを収集することが、親が許可したことで、

 

スポンサーなどの協賛で成り立っており、いつか監視の対価として莫大なお金をもらえるんだと自分で信じ込んでいました。

 

なので、町でナイキの帽子を被った人とすれ違っただけで、

 

佐山(おっ、スポンサー発見!頑張って耐えるぞぐへへ)

 

という気持ちにも初期の頃は思ったりするのです。

 

統合失調症の怖いところが、そう信じようと思うのではなく、

 

そういうものなんだとすでに信じきってしまっているところなのです。

 

しかし、その生活が一年近く続き、周囲の音に耐えることにも疲れ果て、

 

いつしか音を出されると、物に当たってしまうことをやめられなくなりました。

 

1人暮らしの佐山の部屋の壁はいつのまにやら穴だらけ。

 

外で学生らしき若者たちが騒ごうものなら、

 

窓を開けて大声で、うるせぇ!いい加減にしろ!などと叫んでしまいました。

 

この場合のいい加減にしろというのは、いい加減に監視をやめろと言う気持ちを込めて叫んでしまうのです。

 

それでも自分は統合失調症の存在を知らなかったということもありますが、病気であるという可能性は一切疑わず、妄想の世界を信じ込んでいました。

 

しかしさすがに音に耐えることに限界を感じた佐山は実家に帰る旨を伝え、

1人暮らしを断念しました。

 

このタイミングでADHDの症状が原因で新卒で入社した会社を3ヶ月で退職したこと、免許を取れなかったこと、借金があることなど全てを親に報告したのです。

 

 しかし、一番辛かったのは実家に帰ってからでした。

 

これだけ自分がおかしくなっても妄想の世界に入り込んでいた佐山は、

 

佐「よしこれだけ耐えてしかもギブアップしてボロボロの状態なんだから、監視も無くなるだろう」

監視「やぁ」

 

と終わりが無いことを痛感したのです。

 

家族が立てる咀嚼音や物音にびくびくイライラし、

 

ここでも物に当たり家族の前で泣きながらわめくと言う醜態を晒しました。

 

最寄の小さい病院にすぐに行きましたが、そこでも受付の方の鼻水をすする音にイライラして泣き喚いてしまいました。

 

その病院には女性スタッフしかおらず、緊急時に対処できないとの事で、

 

暴れても止めてもらえる市立の病院へ駆け込んだのです。

 

統合失調に悩む皆さんも、初診の際はなるべく屈強な男性スタッフのいる病院で診察してもらうことを強くオススメします。

 

そこで医師に診察してもらっている佐山は、やはり妄想の世界を信じ込んでいるので、

 

最初のうちは医師もわざと嫌な音を立てている、こちらの事もすでに監視しているから筒抜けであると思い込みながら診察してもらいました。

 

しかし、医師に、

 

「変な話音に善意を感じたりもしませんか?」

 

と、こちらがずっと誰にも言えなかった事を言い当てられたとき、

 

あ、もしかしてそういう病気があるのかも、今までの自分の考えは全部妄想なのかも、

 

と、少しずつ妄想の世界が崩壊していったのです。

 

佐山の統合失調症の原因

これが、自分でもよく分からないのです。

 

いつのまにかそういった妄想の世界が生まれて、ボロボロになったのです。

 

なので、ADHDと同じく、統合失調症も原因が不明確だったり、

 

自覚が持ちづらいからこそ、こうしたブログのメディアで発信することが大切なのではと思い、今回から統合失調症についても詳しく書いていきたいと思います。

 

 

 

 

~ある日の祖母との会話~

佐山「最近体調どう?」

祖母「良好だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祖母「キサーマは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐山「キサーマ!?」